ヒューロン卿
ロード・ヒューロンは、ベン・シュナイダーによる音楽と映像のプロジェクト。もともとはソロ・プロジェクトだったが、現在はマーク・バリー(パーカッション、ヴォーカル)、ミゲル・ブリセノ(ベース、パーカッション)、トム・ルノー(ギター、ヴォーカル)らがコラボレーションしている。2010年5月、シュナイダーはミシガン州に里帰りし、ヒューロン湖畔で1週間を過ごした。そこでシュナイダーは、彼の形成期の体験の多くが訪れた湖で、『Into the Sun EP』を構成することになる3曲をレコーディングした。この曲は瞬く間にネット上で評判となり、シュナイダーはレコーディングをパフォーマンスに反映させるため、ミュージシャンの募集に取り掛かった。ロード・ヒューロン初のライブは2010年8月だった。
2010年11月4日、シュナイダーは2枚目のEP『Mighty』をリリースした。この4曲入りEPは、批評家やファンからすぐに注目を集め、ピッチフォークの8.0という評価も後押しした。 バンドは2011年に大規模なツアーを行い、ライヴ・ショウを発展させ続けた。サウス・バイ・サウスウエスト、アウトサイド・ランズ、ロラパルーザなど、全米各地で演奏した。シュナイダーの幼なじみであるマーク・バリーとトム・ルノーは、ロード・ヒューロンに参加するためにロサンゼルスに移住し、同じくミシガン出身のミゲル・ブリセノも移住した。
リード・ギタリストのトム・ルノーは熱心なGuild・プレイヤーで、サンバーストの1967年製Starfire V、3/4スケールの1959年製M-65 Freshman、モダンなニューアークのSt.ルノーは定期的にツアーにGuildを持ち込んでおり、2nd LPのレコーディングではすべてのGuildを多用した、 ストレンジ・トレイルズ を2015年4月にリリースした。